イタリアの死にゆく町 チヴィタ・ディ・バニョレージョ
チヴィタ・ディ・バニョレージョはローマから北へ100kmラツィオ州の北部にある小さな村です。
なぜこの村が有名になったかと言うと、なんと言ってもその絶景
日本でも映画「ホタルノヒカリ」のロケ地として有名になりました。
最近ではツアーの中にも組み込まれていたりして、訪れやすくなりましたね。
こちらは昔のチヴィタの写真。この橋は何度も崩落したことがあるそうで、第二次世界大戦中にはドイツ軍の空爆にもあったそうです。
なぜチヴィタが「死にゆく町」と呼ばれているかと言うと、凝灰岩で出来た町の土台が崩れて行っておりいずれ住めなくなるかもと言われているからだそうです。
町へのアクセスは300m以上の長い橋のみ、車はもちろん通れません。めちゃくちゃ不便なため、基本的には観光客向けのお店があるのみで、住んでいる方はほとんどいません。ちなみに入村料が3ユーロ(土日祝は5ユーロ)かかります。最近値上げしたようですね。
チヴィタの中はとっても雰囲気がよく、昔にタイムスリップしたような気分になれます。町はとても小さいので30分もあればほとんど見てまわれます。
またレストランや宿泊施設もあるので、滞在してのんびりしてみるのもいいかもですね^^
チヴィタには猫がたくさん
チヴィタの町中にはたくさん野良猫がおり、たくましく生きています。
レストランの周りにもたくさんの猫がいました。
チヴィタへのアクセスとしてはオルヴィエートからバスが一般的になります。バスを降りてからもわりと歩くので歩きやすい格好でいくのがよいですね