島根へひとり旅 その③ はたご小田温泉
出雲の老舗旅館 はたご小田温泉
月山富田城跡を見た後は、この日の宿である、出雲市のはたご小田温泉へ
安来市から大体1時間ちょっとで到着しました
はたご小田温泉は対象11年創業の老舗の温泉旅館
全7室の小さな旅館です。
個性あふれる 館内にお部屋
ロビーの雰囲気こちらのお宿はご主人が芸術家なのもあって館内いろんなところに、絵画や陶器などが置かれていて小さな美術館のような雰囲気です。
この日の部屋、お部屋にはこの蘭の間に使われているタイルがたくさん使用されています。
お部屋です。一人で泊まるには十分な広さ 奥に小さなお部屋があります
天窓がついたお部屋、空が眺められるようになっています。
ここにお布団を引いてもらい寝ることにしました。
お茶菓子
浴衣とお風呂セット
館内はスリッパはなく、素足のままでOKなので、足袋が入っています
浴衣はロビーで選ぶこともできますよ。
最近改装されていたようで、トイレは最新のウォシュレット
洗面所 必要なものはしっかりとあります。
この日は二組だけの宿泊で、一番乗りだったため早速一番風呂に向かいます。
館内はレトロな雰囲気で癒されます。
お風呂の入り口、男湯と女湯は入れ替え制
入り口もセンスが良いですね
雰囲気最高の内湯
脱衣所にも絵が飾られています。
タイル張りののお風呂
大きな内風呂ではありませんが、雰囲気がよく清潔なお風呂場です。
お湯は源泉掛け流しではありませんが、メタケイ酸を含んだお湯は、柔らかな肌触りで、一人で長湯してしまいました。
シャンプーなどはオルビスのものが使用されていました。
夕食は創作和食
お風呂に入って、だらだらした後は夕食に向かいます。
宿泊棟の隣にお食事所 「茶寮 清泉亭」があり、レストランとしても営業しているようでした。
お品書きです。日本海が近いだけあって、お刺身は流石に美味しかったです。自家製の甘酒はお米の粒が残っていて、すっきりとした飲み心地
かぶを使ったものですが、これがやたらと美味しかった記憶があります。料理旅館と言うだけあって、優しい味付けなのですが、どの料理もだしが美味しかったです。
こちらは銀タラ これも美味しい
島根和牛を煮たものです。牛肉がとろっとろでした。
うどんの入ったお鍋、出汁が非常に美味しく、いくらでも飲めそうなお味
全体的に派手さはないですが、地元の食材を使っており、どれも美味しい料理で、地方の温泉旅館の料理としては個人的に理想的です。
炙りさわらをポン酢で
最後にご飯をいただきます。味噌汁もお漬物も美味しかった。
デザートも自家製
酸味のあるケーキで食後にあっさりとした口味で、良い感じです。
朝食
翌朝再び、朝食を食べに食事所へ
シンプルな朝食ですが、どれもこだわりがあって美味しかったです。
こちらはおにぎりの上にちりめん山椒が乗った、お茶漬けです。
個人的にこれがめちゃ美味しかった。
シロップのようなもので漬けた栗
大粒で美味しい
夕食時は暗くてわかりませんでしたが、池なんかもあったんですね。
チェックアウトして、靴を履こうと思ったら、このような手紙が置いてありました。
こう言う心配りは嬉しいですね
はたご小田温泉小さいお宿ですが、温泉もよく館内はセンスよくまとめられており、料理も美味しい、期待以上のお宿でした。今回はひとり旅応援プランで宿泊したのですが、ひとり旅なのに割安に宿泊もできて大満足でした。