島根へひとり旅 その② 月山富田城跡
足立美術館の次に訪れたのは、戦国時代尼子氏の本拠地となっていた月山富田城跡を訪れました。
足立美術館から車で10分程度で到着しました。
月山富田城は鎌倉時代に作られた山城ですが、有名なのは戦国時代尼子市が居城としていた時です。大河ドラマなんかだと毛利元就の時に尼子市の最盛期を築いた経久を緒形拳さんが熱演されていたのを覚えています。
尼子氏はその後毛利市に滅ぼされてしまいますが、山中鹿之助という武将が、お家の再興を目指して毛利氏と戦った歴史が有名で、山中鹿之介の像が月山富田城にあります。
月山富田城跡は下に道の駅があり、そこから登り始めましたがもう少し上にも駐車場があったので、そちらからのほうが楽そうでした。
こちらは登り始めてわりとすぐに着く山中鹿之介の像です。
月に「我に七難八苦与え給え」と祈った逸話が有名で、この像も月に祈っているところでしょうか
月山富田城跡の道は頂上の本丸までかなり整備されており、急勾配な場所もありますが、軽装でも問題はないです。足立美術館がたくさんの人だったのに対して、5名ほどしか出会わず、静かな雰囲気が味わえます。
中腹にある御殿があった場所、ここまでは比較的楽に登ることができますが、ここから本丸に向けての道は整備されていますが、結構急勾配なので、かなり息が切れました。
こちらが二の丸や本丸や続いていく道です。11月ですが、暖かく天気も良かったのでかなり汗かきました。
この上にある城を攻め落とすのは相当に難したったであろうことが想像できます。難攻不落の天空の城と呼ばれていたことも頷けます。
上の道を登りきったところからの景色
ここまでだいたい30〜40分ぐらいかかっています。
これは二の丸の石垣だったかな
本丸からの景色
本丸には神社があります。
月山富田城跡のような城跡は、綺麗に残っている城よりもむしろ、浪漫を感じることができますね
人も少ないし、登るのは少し大変ですが、のんびりと景色を眺めながら、戦後時代に思いを馳せることができます。
足立美術館からもすぐなので歴史好きの方は訪れる価値ありだと思います^_^